冬季休暇のため12月13日〜1月12日の期間、閉園いたします。
資料請求やお問い合わせなどのお返事は1月13日以降となりますことをご了承ください。

初等部プログラム

CURRICULUM

教科を超えた学び

さくらインターナショナルスクール初等部は、国際的な視野を持つ人間の育成を目指す高度なプログラムを、英語と日本語で学びます。
決められた問題に正しく解答することよりも、広い世界で何が起きているかをリアルに知ること、そして自分で関心を持ち、調べ、考え、行動することを大切にしています。
また日本の文化、歴史はもちろん、俳句や書道などを学ぶことで日本人としてのアイデンティティを確立すると同時に、高学年になるとニュージーランドでの留学を体験、世界を肌で知ることができます。

理論的思考、創造力を養うICTやプログラミング教育にも力を入れると共に、感性や表現力を養うドラマ教育、美術、音楽教育も取り入れ、児童一人ひとりの個性を伸ばしていきます。

さらに縦割りの「ハウスシステム」を導入し、年齢やクラスの域を超えたコミュニケーションが広がる環境を整えています。

日英バイリンガル教育

「バイリンガル」を謳っている学校や英会話学校はたくさん存在しますが、結局第二言語を習得するのみに終始することも多いです。
しかし、当学園で行われるバイリンガル教育では、日本語で話すことができる内容と同じレベルの英語を話すことができるようになる環境が整っています。同じ科目を両言語で扱うことで、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学びます。

国際バカロレアPYPの学び

さくらインターナショナル初等部(南麻布)は、2025年7月より国際バカロレア(IB)の認定を受け、日英バイリンガルでPYP(初等教育プログラム/3歳〜12歳)を提供しています。

国際バカロレア プライマリー・イヤーズ・プログラムとは、3歳〜12歳までの年齢の児童を対象に、IBの理念に基づいてスキルや概念を習得する学習方針です。IB教育の根本となる探究学習では、たくさんの体験をするなかで、自ら考え、調べ、新たな知識や概念を発見します。教師から一方的に教わるのではなく、各教科の枠を超えて学び、知識や知恵と結びつけながら、課題に対する問題解決をしていきます。
そのなかで、21世紀を生きていく上で必要な知識、スキル、概念、態度、そして行動力を養います。

国際バカロレア プライマリー・イヤーズ・プログラム

国際バカロレアは、教科の枠を超えた学習、教科間のつながりをもつ学習を促進するカリキュラムの枠組みを提供し、その枠組みのもと内容を学ぶことで、より良い世界に貢献する行動につながります。

IBのアプローチは、内容とスキルの習得に重点を置く二面的なカリキュラムではなく、概念の理解、知識とスキルの習得、 学びのプロセスを重視することにより、深く多面的に考える力(クリティカルな思考)を育みます。

概念的アプローチとクリティカルな思考は、子どもたちが身の回りの世界について理解するだけでなく、習得した知識とスキルを使ってより良いコミュニティをつくるための行動につながります。

PYPの教科を超えたテーマ

IB PYPの探究学習は、6つのテーマのもと構成されています。

これらの6つのテーマは、子どもたちが教科の学習内容やスキルを含む様々なトピックについて探ることができるようになっています。探究ユニット(UOI)の学びは、教科に関連する概念やスキルなどを練習したり使ったりしながら、高次の概念のレンズを通して学ぶことと表現することができます。

取り扱う内容は実に様々です。複雑な世界の仕組みや社会の中でのものごとの組織のあり方、自然界の法則や、私たち人間どうしの関わり合い、文化や信条、様々な表現方法や、自分自身と人との違いやアイデンティティなどが含まれますが、この限りではありません。

Unit of Inquiry

  • Who We Are
    私たちは誰なのか
  • How We Express Ourselves
    私たちは自分をどのように表現するのか
  • How Organize Ourselves
    私たちは自分たちをどう組織しているのか
  • Where We Are in Place and Time
    私たちはどのような場所と時代にいるのか
  • How the world works
    世界はどのような仕組みになっているのか
  • Sharing the planet
    この地球を共有するということ

時間割

初等部の時間割は、カリキュラムの要件を満たすよう設定された範囲の学習時間数に基づき、各学年・クラスの担任が組み立てています。

日本語を話す日本人担任と英語を話す外国人担任が就きます。
授業によっては日本語のみで行われるもの、英語のみで行われるもの、そして日本語と英語両方を使って行われるものがあります。それぞれの言語力をしっかり身につけると共に、同じ授業の中で日本語から英語、英語から日本語に移り変わる環境を与えることで、真のバイリンガル性を発揮することができます。

放課後は、学校内で放課後プログラム(選択授業)を受講できます。また教室で自主学習に励んだり、Libraryで読書をして過ごすことができます。

(黄色は英語での授業、ピンク色は日本での授業、オレンジ色は両言語もしくは、内容によって言語が変わります)