日本語
バイリンガル教育を目指す関西国際学園では、日本語の習得にも力を入れて取り組んでいます。日本の学習指導要領の指針を取り入れつつ、漢字や文法、読み書きの基本的なスキルを探究学習のユニットと関連させながら学習します。
書く意欲を高め、表現力を養う取り組みの一環として「作家の時間」を取り入れています。テーマが決まっている作文とは違い、子どもたちは書きたいことを書きたいように表現します。
材料集め、下書き、修正、校正、清書、出版という「作家のサイクル」に沿って作品を仕上げます。子どもたちの作品は、クラス、学年の枠を超えて、「月刊 作家の時間」という出版物になり、どの学年の児童も手に取って読むことができます。
また、「作家の時間」の集大成として毎年行われる「作家大賞」には、一年生から六年生までの子どもたちの作品が集まります。「作家大賞」の優秀作品は実際に製本され、図書室に寄贈されており、初等部の子どもたちに親しまれています。